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体の中から健康に!
管理栄養士と迫る「丹波小林屋」健康茶の秘密
丹波の大地で無農薬自家栽培したバジルやなた豆を健康茶として提供する、「丹波小林屋」さん。バジル茶は、「肌荒れ、かゆみがおさまった」「便秘にも効果があった」なた豆茶は「口臭が気にならなくなった」「鼻づまりが楽になった」など、どちらもお客様から嬉しい声が続々届いているという人気のお茶です。今回は、丹波市で食育活動を行う管理栄養士、長澤明美さんと一緒に、「丹波小林屋」さんの健康茶の秘密に迫りました。
長澤明美さん(以下、長澤):小林さんは、丹波のご出身なんですか?
小林友美さん(以下、小林):今事務所がある、丹波市氷上町で生まれ育ちました。18歳から阪神間で暮らしていましたが、酷い肌荒れなど体調不良に悩んで、丹波に帰ってきました。
丹波小林屋 小林友美さん
長澤:今とってもきれいなお肌で、肌荒れがあったなんて信じられないくらいです!
小林:当時は体中の肌がぼろぼろになって、シャツを着ていたら貼りつくくらいひどかったんです。その他にもめまいや偏頭痛など、慢性的な体調不良が10年以上続きました。
長澤:都会に出ていたことで、食生活が変わったり、生活リズムが乱れたりしたことがあったのかもしれませんね。
管理栄養士 長澤明美さん
小林:丹波に帰って来てからは畑もあるし……ということで、畑にハーブや薬草を何十種類と植えました。最初はハーブを肌に塗ったりもしていたのですが、ある時沢山バジルを植えている風景を見ていると何となく茶葉のように見えてきたんです。祖母が自分でお茶を作っていたのを思い出して「お茶にできないかな」って思ったのがバジル茶の始まりです。
バジル畑の様子
長澤:お茶という形は、栄養を取るのにとても手軽でいいと思います。丹波は素材に恵まれていますが、食べ物だけで栄養をたくさん取ろうと思うと、何品も作らないといけなくなり、どうしても負担が大きくなりますし、限界もあります。3度の食事で摂取できない分はおやつで摂るのですが、おやつと一緒に手軽に飲むことのできるお茶は、生活に取り入れやすいですね。
小林:私自身、バジル茶を飲み始めて数カ月で、10年以上悩んだ症状から解放されました。なぜ改善したのか、調べてみるとβカロテンやビタミンK、カルシウムなど様々な栄養素がバジルに含まれていることを知りました。事業にして、お客様に飲んでもらうようになってからは、肌荒れや女性ホルモンの乱れはもちろん、花粉症や便秘にも改善が見られたと、うれしいご報告を頂いています。
小林友美さん バジル畑にて
長澤:バジルに含まれるβカロテンはビタミンAに変化する成分ですが、熱に強いビタミンなので、お茶という形で煮だしても壊れにくくきちんと摂取できます。粘膜を健康に保つ作用があるので、お肌だけじゃなくて、鼻の粘膜や、腸を整えてくれる効果も期待できますよね。カルシウムや、骨粗しょう症を予防するという脂溶性のビタミンKが含まれているのもうれしいです。しかも、それだけ栄養がたっぷり入っているハーブなのに、このお茶はとても飲みやすいですね。
小林:毎日続けてもらうことが大切なので、手軽に飲みやすく飲んでもらえるように、自家製の玄米をプラスして日本茶に近い味わいに仕上げています。
長澤:女性ホルモンの乱れで悩んでいる方にはぜひ試していただきたいです。そしてこちらでは、なた豆茶も取り扱われているんですね。
小林:なた豆茶は、私自身が蓄膿症の改善にならないかと、始めは購入して飲んでいました。それもお茶で改善されたので、畑もあるし、自分で作ってみたらどうかと思い立ちました。こちらも続けて飲んでもらいたいので、リーズナブルな価格設定で提供させてもらっています。
長澤:なた豆茶のカナバリン、コンカナバリンAという成分はなた豆特有の成分で、良質のたんぱく質なんですね。なた豆に含まれるたんぱく質やミネラルがお茶という形で気軽に摂取できるのが素晴らしいです。味にもうまみや香ばしさがあって、とても美味しいです。
バジル茶・なた豆茶商品写真
小林:のどにタンが絡んだり、口臭で悩んでいた方からも嬉しいご報告を頂いています。私はいつも、なた豆茶とバジル茶、混ぜて飲んでるんです。ブレンドしても合いますよ。
長澤:ノンカフェインなので、子どもにもいいですね。のどがガラガラしやすい子にはなた豆茶、乾燥肌の子にはバジル茶、二つブレンドしてどちらも楽しむこともできますし、日常のお茶で手軽に取り入れられるのが魅力ですね。
丹波小林屋さんは、10/29秋の味覚フェアに出店します。購入だけでなくバジル茶、なた豆茶の試飲もできるので、気になる方は是非ブースにお立ち寄りください。